消えた哲学が求心力を低下させたザッカーバーグ「成功と翳りの方程式」

目次

基本情報

名前:Mark Elliot Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)
IC(根源的欲求):射手座
ASC(変換資質):乙女座
MC(社会的表現の型):双子座
職業:プログラマー/実業家/Meta Platforms, Inc.の共同創業者 兼 会長 兼 CEO

世界を席巻したFacebook。閉鎖的だったネット空間を世界的なツールへと格上げし、SNSという概念そのものに圧倒的なパワーを与えたザッカーバーグ。しかし、現在のMeta(旧Facebook)は、かつての輝きを失い、迷走しているように見えます。

なぜ、若き天才が築き上げた帝国は失速したのか?その答えは、彼の「IC-MCアライメントの崩壊」にありました。

バイオグラフィー|早熟な「技術の神童」

神童の萌芽
歯科医の父と精神科医の母という裕福な家庭で育ったザッカーバーグは、12歳で父の歯科医院のために受付管理システム「ZuckNet(ザックネット)」を自作。プログラミングの家庭教師が1年足らずで「もう教えることは何もない」と去っていったほどの神童でした。

18歳の決断
ユーザーの好みを学習して音楽を推薦するソフト「Synapse」を開発。マイクロソフトからの1億円の買収提案を「無料のままがいい」と一蹴。ハーバード大学へ進学します。

伝説の「フェイスマッシュ(Facemash)」
2003年、大学の名簿をハッキングして女子学生の写真を2枚並べて比較投票させるサイトを公開。わずか4時間でサーバーをパンクさせました。「名簿をデジタルでつなぐ」という強引な発想。これがFacebook誕生につながります。

2004年:Facebookの誕生(19歳)

2004年2月、友人たちと「TheFacebook」を開始。公開から1ヶ月でハーバード生の半分以上が登録し、そこからアイビーリーグ、全米、そして世界へと広がっていきます。

IC(根源的欲求)|「過激な透明性」という射手座の理想主義

創業期のミッションは「Making the world more open and connected(世界をよりオープンにし、つなげる)」。ここでザッカーバーグが掲げたのが、「Radical Transparency(過激な透明性)」という哲学でした。

「あなたは1つのアイデンティティしかない。2つの顔を使い分けることは、誠実さの欠如である」

誰もがすべてをさらけ出せば、嘘がつけなくなり、人間はより誠実にならざるを得ない。情報の壁を壊すことこそが人類の正義である。この性善説に基づいた高い視座は、まさに射手座由来の理想主義そのものです。実名でつながるFacebookは、この哲学を具現化した「開かれたコミュニティ」だったはずでした。

しかし、彼のホロスコープの射手座ICの近くには蠍座の星々がいます。ハーバードの学生名簿をハッキングして写真を取得した手法には、蠍座のネガティブな支配欲が垣間見えます。

本来、自由を愛する射手座のIC。その近くの蠍座の星たち。実はザッカーバーグこそ、アイデンティティが射手座と蠍座に分離していたのかもしれません。

ASC(変換)|Done is better than perfect」という乙女座のシステム構築

「世界をオープンにする」という抽象的な理想を形にしたのは、ASC乙女座の緻密さとミニマリズムでした。無駄を削ぎ落としたFacebookのデザインは、人々を気軽にネットワークへと誘い込みました。

Facebook(現Meta)社内に掲げられた有名なモットー「Done is better than perfect(完璧よりもまず終わらせろ)」。これは未完成でも世に出し、反応を見ながら高速で修正し続ける「Hacker Way(ハッカーウェイ)」という独自の哲学です。

IC射手座・ASC乙女座・MC双子座の全てが「柔軟宮」である彼にとって、この「常に改善し続ける」のは最強の資質でした。

しかし現在、この「改善」は、クリック数というアルゴリズム(数字)だけを見るものに変質してしまいました。根源から切り離されてしまったのです。

MC(社会的表現の型)|「自由な精神」から「管理された檻」へ

かつてのザッカーバーグには、確かに人類を一つにする哲学がありました。しかし現在の彼は哲学を語るのをやめ、機能(MC)の修正と維持に明け暮れています。

• 失われた自由
ThreadsやInstagramでの政治的・社会的なトピックをアルゴリズムで意図的に抑制していることが露呈。自由を重んじる層から激しい反発を受けています。かつての射手座的な精神はどこへ消えたのでしょうか。

• 双子座MCの悪用
情報の拡散を「つなぐ」ためではなく「操作・隠蔽」するために使う不信感をもたれています。

• 独裁と模倣
議決権を独占し、他社の機能をパクり続ける(Snapchat→ストーリーズ、TikTok→リール、X(Twitter)→Threadsm)。かつての創造性は消え、アルゴリズムに勝つための「延命」が続いています。「独裁国家のような企業文化」と言われ、優秀なエンジニアがどんどん離脱しています。

最も象徴的なのは、ハワイのカウアイ島に建設中の「核シェルター」の巨大な邸宅です。130億円をかけ、地下には独自の食料・エネルギー供給システムを備えた巨大な「核シェルター」があると言われています。「世界をつなぐ」と言いながら、自分は世界から隔絶された要塞へ隠れる。ここに、射手座のIC(理想)が蠍座のネガティブな支配・隠蔽欲に完全に敗北した姿が見て取れます。

ザッカーバーグの例は、ICの軸が定まっていないと、ホロスコープの星がバラバラに動いて、人生が上手に機能しなくなっていくことを示唆しています。

まとめ|アライメントの崩壊がもたらす魂の失速

かつて世界を熱狂させたFacebookが失速しているのは、単に「高齢者のツールというレッテルを貼られてしまった」からではありません。人々を魅了する「命の炎(火の星座射手座の哲学)」が消滅したからです。

同じアライメントを持つスティーブ・ジョブズと比較すれば、その差は歴然としています。

比較項目スティーブ・ジョブズ
(ポジティブな光のアライメント)
マーク・ザッカーバーグ
(ネガティブな影のアライメント)
IC射手座(哲学・思想)「宇宙に衝撃を与える」
死ぬまで純粋な理想を追求し続けた。
「過激な透明性」の形骸化
理想がいつの間にか「支配」にすり替わった。
ASC(変換・手法)「美学としての完璧主義」
乙女座の緻密さを「機能美」に変換した。
「Done is better than perfect」
乙女座の修正力を「数字の改善」のみに使った。
MC(表現・アウトプット)「世界を変えるツール」
愛されるプロダクト(iPhone等)を創造。
「管理するためのアルゴリズム」
ユーザーを依存・監視させる檻を作成。
社会的な評価時代を創った「伝説のカリスマ」ユーザーが離れる「孤独な独裁者」
アライメントIC射手座が失われず、ASCとMCとの好循環ができていた。企業全体が誇りを持って同じ方向を向いている。MC双子座が暴走している状態。ICからの原動力はなく、独裁状態。人離れが進み、赤字。

この違いが「愛されるカリスマ」と「嫌われる独裁者」の分かれ道でした。

同じ星の配置を持っていても、IC(根っこ)を燃やし続けるか、MC(外側)を追い続けるかで、これほどまでに結末は変わります。

もし、彼がキャメロン・ディアスのように一度立ち止まり、本来のIC(開かれた自由な精神)に立ち戻ることができれば、新たな命の炎が燃えるかもしれません。

しかし、根(IC)を忘れたまま枝葉(MC)だけを目的化し続けると、何のためにやっているのか?が見えなくなります。それが実は成果(MC)にも影響しています。

アライメントの崩壊は、自分ではなかなか気づけません。なぜなら、MC(成果)が出ている時ほど、IC(根っこ)の枯渇は見えにくいからです。

アライメントを整えること。それは、あなたのビジネスに「魂」を吹き込み続ける唯一の方法です。

ザッカーバーグは成功者であり、資産家です。遠い存在のように思える彼の物語は、ホロスコープの構造から読み解くと決して遠い世界の出来事ではありません。


実際、私がこの「IC-MCアライメント」という視点を世に出そうと決めたのも、多くの有名人の人生を分析する中で、ひとつの抗いようのない法則が見えてきたからです。

ザッカーバーグのように軸(IC)を見失うことが、いかに企業の停滞や個人の迷走に直結するか。

一方で、成功し続けている人は、驚くほどきれいにこのアライメントが整っています。

ジェニファー・アニストンやアンジェリーナ・ジョリーの大きな決断、そしてマリリン・モンローがアイコン像(MC)に縛られ苦しんだ理由も、アライメントで見ると非常に明快に紐解けます。

この軸が整っているかどうかが、人生の舵取りに決定的な差をもたらす。

その構造の重要性を、ひとりで決断する必要があるリーダー、何かを決めなければいけない局面に立っている方と共有したいと考えたのが、このIC-MCアライメントの活動の理由です。

成果を追いかけ、星たちがバラバラに動いていませんか?

魂の設計図を体現する12人のアイコンたち|アライメントの整え方

ウォーレン・バフェット

「勝ちたい男」が伝説を作ったWin-Winの理由とは?

スティーブ・ジョブズ

個人の哲学が世界標準に。完璧主義の才能を極め続けた男

マーク・ザッカーバーグ

消えた哲学は求心力の低迷に。成功と翳りの方程式を解く

オプラ・ウィンフリー
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メリル・ストリープ

天才だからとは言わせない。ハリウッドの常識を覆した圧倒的実力の秘訣

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ブラッド・ピット

成功とパートナー選びを突き動かした「完璧な男」の願望

アンジェリーナ・ジョリー

願望を埋める愛を振り切っても手放せなかったセルフイメージ

ジェニファー・アニストン

キャリアの成功も別れのプロセスも、選択を支えた孤独な尊厳

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マリリン・モンロー

世界で最も有名なセックスシンボルの満たされなかった切実な願望

執筆中(まもなく公開)

マイケル・ジャクソン

未成熟だったゆえに汚されてしまったあまりにも美しく純粋な願望

執筆中(まもなく公開)

ダイアナ元英王妃

愛される王妃から尊敬される女性に変化した彼女の決意の裏の願望

近日公開|アライメント検証済

※各記事では、IC・ASC・MCをICMCアライメントに基づいて読み解いています。

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