上にあるものは下にあるもののごとく、下にあるものは上にあるもののごとし
創造やクリエイティブというと、芸術やアートの世界をイメージしがちです。
実際には、インスピレーションやアイディアを形にすることです。
生命の木は神がこの世界を創造した象徴図と言われています。
「上にあるものは下にあるもののごとく、下にあるものは上にあるもののごとし」
これは、錬金術の祖ヘルメス・トリスメギストスがエメラルド板に刻んだとされる『エメラルド・タブレット』に書かれています。
この記事では具体例を通して、創造の流れを解説します。
生命の木の創造の流れ
具体例:在宅ワーカーのあなたはキッチンのテーブルにパソコンを持ち込み仕事しています。とても狭く不便です。そんなとき「エコ素材を使った折りたたみ式のデスク」をアイデアとして思いつきます。ゼロから商品化して実際にAmazonや店舗で販売するまで。
これがカバラの10のセフィロトが表す「創造の流れ」です。
ケテル
スーパーに買い物に行くときに突然「これだ!」という純粋な意志が胸に湧く。
「エコで省スペースのデスクを作りたい。それを商品化したい。きっと私と同じように不便な在宅ワーカーがいるはず」という意志。
まだ形も詳細もない。
ただ「ビジネスを創りたい」という光のような衝動。
コクマー
その意志が一瞬で「エコ素材+折りたたみ+充電機能付きのデスク!」という原初のひらめきが頭に浮かぶ。
無限の可能性が一気に広がるインスピレーション。
まだどう作るかは決まっていない。
ビナー
ひらめきをノートに書き、構造化する。
- 顧客対象は?
- 材料は?
- 形状は?
- 価格帯は?
- 製造工程は?
などを、具体的な設計図・事業計画として整理していく。
アイディアに形と制限を与える。
ケセド
アイディアを無制限に拡大する。
- クラウドファンディングで資金を集める?
- 知り合いに声をかけて協力者を増やす?
- デザインのバリエーションをどんどん追加する?
豊かさがあふれて、アイディアが広がる。
ゲブラー
拡大しすぎたものを厳しく制限。
削り込んでいく。
予算を1/3に削り、不要な機能をカットし、「これ以上は無理」と判断を下して、プロトタイプを1種類に絞る。
厳しさで秩序と現実的な形が生まれる。
ティファレト
慈悲と峻厳が完璧にバランスし、プロトタイプが完成。
「見た目も機能もエコ感も全部美しい!」という調和の瞬間。
試作品を実際に組み立てて使ってみて「これだ!」と確信。
すべてが一つにまとまる。
ネツァク
プロトタイプが完成すると、「これを世の中に届けたい」という情熱が生まれる。
在宅ワーカーの悩みを解決したい。もっと快適な働き方を提供したい。
その想いが人を動かし、協力者を集め、創造を前進させる。
ホッド
情熱だけでは商品は売れない。
・商品の説明文を書く
・販売戦略を考える
・価格設定をする
・広告を設計する
など、創造物を人に伝わる形へ整理していく。
イェソド
すべての要素をつなぎ、現実に伝達するフェーズ。
商品を製造ロットで発注し、Amazonに出品し、プレスリリースを出して顧客とつなぐ。夢だったアイディアが「買える商品」としてイェソドに降りてくる。
マルクト
創造が完全に完成する。
商品が実際に売れ、梱包して発送し、お客様から「最高です!」というレビューが届く。
突然ひらめいた意志が目に見える「売れる商品」として現実世界に降りて顕現。
あなたのビジネスがこの地上の「王国」として成立した瞬間。
これが日常のビジネスアイディア商品化という創造の流れです。
どのビジネスでも、同じ10段階で進みます。
まとめ
私たちは創造というと芸術家や発明家のような特別な才能や職種の人だけのものだと思いがちです。
しかし生命の木で見ると、商品を作ることも、サービスを作ることも、ブログを書くことも、人生を変えることも、すべて同じ創造の流れの中で起きています。料理のレシピを作ることも。
あなたが今抱いているアイディアも、まだ形になっていない夢も、すでに生命の木のどこかに存在しているのかもしれません。


















